ルイ・ヴィトン 2023年の環境および社会的責任に関するレポート
ルイ・ヴィトンは、2023年12月にユネスコで開催されたLIFE 360 サミット(LVMH Initiatives For The Environment / 環境に対するLVMHのイニシアティブ)に参加。アントワーヌ・アルノー(LVMHイメージ & 環境部門)とエレーヌ・ヴァラド(LVMH環境部門)によって主催された同サミットには、ベルナール・アルノー(LVMH会長兼CEO)をはじめ、クリストフ・ベシュ(フランス・エコロジー移行・地域結束担当大臣)、ヴィルギニユス・シンケビチュウス(欧州委員会環境・海洋・漁業担当委員)、そしてLVMHグループ各メゾンの社長らが数多く出席。今回のサミットはルイ・ヴィトンにとって、責任ある調達や脱炭素輸送、エネルギー効率に特に焦点を当てた、気候変動の取組みに対する貢献を再確認する機会となりました。
ルイ・ヴィトンの温室効果ガス排出削減目標は、2021年に科学的根拠に基づくイニシアティブ(SBTi)によって認証されています。ルイ・ヴィトンの取組みは、地球温暖化を最大1.5℃に抑えるというプロジェクトに沿ったもので、2030年までに二酸化炭素排出量を2018年と比で55%削減することを目指しています。その後の2年間で、消費量の削減と再生可能エネルギーの利用拡大によるエネルギー自給率の向上と、わずか3年間でルイ・ヴィトン製品の二酸化炭素排出量を12%削減*といった2つの大きなマイルストーンが、メゾンの環境パフォーマンスを際立たせています。これらの進歩は、気候変動問題に対する社員の意識改革によって強化され、チームワークの結集がもたらした結果です。2030年までにエネルギー消費によるCO2排出量を55%削減するという目標への道を切り拓きます。
*既存の排出係数データベースに基づき、GHGプロトコルに従って測定された2021年の二酸化炭素排出量。