ルイ・ヴィトンは、初の再生可能なラグジュアリーブランドとなることを志すと共に、2023年に自然保護慈善団体「People For Wildlife」とパートナーシップを締結し、天然資源の保護への長年にわたる取組みを一層強固にしました。
地域社会と協力し、オーストラリア北東部にある40万ヘクタールの自然保護区で生物多様性を回復するこの5年間にわたる環境パートナーシップは、LVMHの目標である、2030年までに500万ヘクタール分の動植物の生息地の回復と、同年までに地球上の陸域や海洋・沿岸域、内陸水域の30%を保護するという2022年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)での合意への貢献でもあります。
ルイ・ヴィトンは、「People For Wildlife」の創設者であり、保全研究の専門家であるダニエル・ナトゥシュ博士と長年にわたり緊密に協力してきました。ヨーク岬で研究に長く携わってきたナトゥシュ博士は、2020年に「People For Wildlife」を設立。
気候の保全と生物多様性の再生に向けた取組みの規模を拡大する方法を模索する中、私たちが共有する多くの環境的価値観や、自然由来の素材の持続可能な使用について理解を深める機会として、この慈善団体と協力することはごく自然なことでした。
野生生物種のモニタリングと外来種の駆除方法の理解による、生物多様性の再生
地域社会と協力し、自然由来の素材の責任ある利用に基づく、持続可能なビジネスモデルの共創