ルイ･ヴィトンとアトリエEXBのコラボレーションから生まれた『エクストラオーディナリー ヴォワイヤージュ 英語版』。さまざまな交通手段にフォーカスしながら、世界の50ヶ所を取上げた1冊です。19世紀以降、旅人たちは列車、飛行船、定期船、飛行機、ハーフトラック、オートバイ、スキー、宇宙船などを利用して、世界中を横断してきました。そして、その旅路を共にしたのが、1854年にパリで誕生したルイ･ヴィトンが作り続けてきたトランクでした。著者のフランシスカ･マッテオリは、ナダールの気球飛行からアポロ11号のミッションまでの最も注目すべき冒険の物語を、ヴィンテージ写真やトラベルポスターをふんだんに使用しながら紹介しています。
スコットランド人を母に持ち、チリで生まれたフランシスカ･マッテオリは、幼少期を南米で過ごし、ブラジルでの生活を経てからパリに移り住みました。数多くの旅行記を執筆し、コンデナスト･トラベラーやナショナルジオグラフィックなどの雑誌にも寄稿しているフランシスカ。『Adventure Hotel Stories』(2005年)、『American Hotel Stories』(2009年)、『Map Stories: The Art of Discovery』(2016年)など、旅に関する書籍を多く残しています。ルイ･ヴィトン、出版社のÉditions Xavier BarralとAbrams Booksの3社は、2013年に、ガストン-ルイ･ヴィトンが蒐集した1000枚ものホテルのラベルステッカーを収録した旅行記『World Tour』を共同でリリースしました。
