サステナビリティ 09/14

外部調達における責任

ルイ・ヴィトン製品を製造および保護するために用いられる原材料の大部分は、動物・植物・鉱物など供給源に関わらず、自然に由来するものです。これらの原材料はすべてが再生可能ではないため、私たちは、生物多様性に再生可能な効果を発揮できるようサプライチェーンに働きかけています。それに伴い、資源と気候の保護、動物福祉の尊重、森林伐採の回避、有害化学物質の使用の排除、大気汚染や水質汚染の削減を優先事項としています。

私たちの取組み:

2025年までに100%責任を持った原材料の調達

2030年までに使い捨てプラスチックの使用率0%にすること

持続可能な原材料

2020年時点で使用する原材料の70%はすでに認証プロセスに従事しており、52%はルイ・ヴィトンの外部調達条件を満たした最も厳しい基準であり、すでに認証されています。

レザー

のレザーグッズの鞣(なめ)し工場で最高環境基準であるLWG(レザー・ワーキング・グループ)の認証を取得。取引先と協力して革新的な鞣(なめ)し方法を常に研究し、すでにいくつかのレザーグッズ・コレクションにおいては水を使わないプロセスを導入しています。

エキゾチックレザー

のクロコダイルレザーは、世界初のクロコダイルレザー認証である「LVMH Crocodilians Standard」の監査または認証を受けた農場で生産。独立した第三者機関とのパートナーシップにより、サプライチェーン全体が種の保存と地域コミュニティの尊重、すべてのライフステージにおける動物保護、ファーム職員の労働環境、環境保護の4つの基準で評価されます。

ファー

の毛皮は世界最高のトレーサビリティと動物福祉基準であるFurmark® 認定農場で生産され、ウサギやチンチラなど、対象外の種についても同様の条件を保証。

ウール

2020年以降、ルイ・ヴィトンで使用されたウールの追跡調査を実施。さらに2020秋冬メンズ・コレクションでは、100%RWS(レスポンシブル・ウール・スタンダード)認証を取得した特別な糸が初めて採用され、その後パーマネント・コレクションの製品に使用されました。

フェザーとダウン

のフェザーとダウンはフランスの完全に統合されたサプライチェーンから供給されており、繁殖農場からフェザー加工までのトレーサビリティが保証されています。フェザーとダウンは100%、DownPass(ダウンパス)またはRDS(レスポンシブル・ダウン・スタンダード)の認証を受けています。

ウッド(木材)

のハードトランク製造に使用される木材は、FSC®(森林管理協議会)およびPEFC森林認証プログラム環境ラベルに基づき、持続可能な方法で管理された森林のものを使用。さらに2014年以降、大部分のウッド使用品──出版物から店舗の床材にいたるまでこれらの基準に基づいて認証されています。

コットン

のコットンは、BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)またはGOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイル世界基準)の認証を取得し、より持続可能な農法の開発を支援するオーガニックサプライチェーンから供給されています。

ポリエステル

がGRS(グローバル・リサイクル・スタンダード)認証を取得。

ビスコース

がFSC(森林管理協議会)認証を取得した木材セルローズから供給されています。また、ルイ・ヴィトンは2020年のアカデミー賞授賞式のRCGD(レッドカーペット・グリーン・ドレス)の一環として、EUエコラベル認証のビスコース「テンセル™リュクス」を使用した100%サスティナブルなガウンを製作しました。

ゴールド

のウォッチ製造およびファインジュエリー・コレクションに使用されるゴールドは、2012年からRJC(責任ある宝飾のための協議会)の認証を受けており、 この認証は採掘、製造、マーケティングの全工程が持続可能な開発基準を尊重していることを保証するものです。2020年には、ルイ・ヴィトンで最も大きなシェアを占める製品カテゴリーであるレザーグッズに使用されているゴールドも100%認証を受けています。これに伴い、認証取得済みのゴールドの割合が大幅に増加しました。

ダイヤモンド

のウォッチ製造およびファインジュエリー コレクションに使用されるダイヤモンドは、RJC(責任ある宝飾のための協議会)認証を取得、またキンバリープロセスで紛争ダイヤモンドではないことが認定されています。

カラージェムストーン

のカラージェムストーンのサプライヤーが2020年に開始されたRJC(責任ある宝飾のための協議会)の基準に準拠しています。

パッケージングにおける責任

現在のルイ・ヴィトンの製品パッケージングはトランク、ラゲージメーカーとしての本来の役割に沿い、メゾンの本来の使命である「最も大切で貴重な物を保護する」ことを想起させます。今日、ルイ・ヴィトンでは3つの主要なアクション──使用する原材料を減らすこと、リサイクルおよびリサイクル可能な原材料を優先、2019年から2020年かけてすでに16%削減している、使い捨てプラスチックの廃止を2030年までに達成することなどを通じて、バリュー・チェーン全体で持続可能なパッケージングを開発し、責任ある保護への取組みをさらに強化しています。これらを実現するためにメゾンは、森林、種、気候の保護を目的とした環境保護NPOキャノピーと提携しています。

ベストプラクティス:

ショッピングバッグおよびギフトボックスは100%リサイクル可能、100%FSC(森林管理協議会)認証を取得しており、そのうち40%がリサイクル繊維を使用。折り畳み式のギフトボックスは店舗への輸送時の容積を最小限に抑え、輸送時のCO2排出量削減が可能。
フェルト製の保管袋は倫理的、社会的、環境的に農業の発展を支援する団体である、BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)を通じて調達されたコットンを100%使用。
公式サイトおよびクライアントサービスでご購入いただいた製品の包装に使用されるプラスチックは、リサイクル段ボールで作られた調整可能なパッケージングなど持続可能な代替品に徐々に移行しています。
フレグランス(香水)の外箱を包むセロファンは、2021年初頭から順次廃止され、麻と40%FSC(森林管理協議会)認証のリサイクル素材およびリサイクル可能な素材を使用した段ボール製カバーに変更されています。

信頼できる産業パートナー

取引先、製造元との協力

のパートナーがLVMH行動規範の遵守に合意しており、この規範はルイ・ヴィトンと取引先が倫理的・環境的・社会的基準に合致していることを意味します。年間約250回の監査を実施し、2018年からは監査範囲を拡大し、動物福祉と原材料のトレーサビリティを含んでいます。

化学物質使用の規制: ルイ・ヴィトンは2014年に開始した厳格な計画を通じて、サプライチェーンからすべての有害物質を排除することを確約しています。すべての取引先には、REACH規制やプロポジション65などの規制目標を超えたRSL(制限物質リスト)が課せられ、原材料および仕上がった製品の両方をテストすることでコンプライアンスの検証を断続的に行っています。2021年以降、メゾンはZDHC(Zero Discharge of Hazardous Chemicals)にも取組んでおり、水を必要とする製造工程を持つサプライヤーに、2023年までにこの新たな基準に則すよう促しています。

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