サヴォアフェール(匠の技)の発展
卓越した職人技と共にその歴史を歩んできたルイ・ヴィトン。その永続的な発展には、伝統的なメティエと他に類を見ないサヴォアフェール(匠の技)を守り受け継いでいくことが不可欠です。ルイ・ヴィトン独自の技術を継承すべく、従業員1人1人に与えうる限り最高の環境を整え、スキルアップすることを認め、推奨しています。
継続中の取組み:
サヴォアフェール(匠の技)の継承、
そしてラグジュアリーの未来を創案。
卓越した職人技と共にその歴史を歩んできたルイ・ヴィトン。その永続的な発展には、伝統的なメティエと他に類を見ないサヴォアフェール(匠の技)を守り受け継いでいくことが不可欠です。ルイ・ヴィトン独自の技術を継承すべく、従業員1人1人に与えうる限り最高の環境を整え、スキルアップすることを認め、推奨しています。
サヴォアフェール(匠の技)の継承、
そしてラグジュアリーの未来を創案。
ルイ・ヴィトンには1854年の創業以来、メゾンが培ってきたサヴォアフェール(匠の技)を継承していく責任があります。
EPV(形文化財企業)ラベルは、フランスの傑出した技術を認める企業に対して発行されるフランス政府認定ラベルです。このラベル取得のためにメゾンは、特別な経済的遺産価値の所有・伝統的および高度な技術を習熟、サヴォアフェール(匠の技)の実践・特定の地域に愛着を持った継続的活動の3つの基準を満たす必要がありました。EPV(形文化財企業)ラベルを取得することは名誉という象徴以上に、類い稀なサヴォアフェール(匠の技)の豊かさを体現し、維持するための取組みを継続する約束を表しています。
2010年に創設された「Ecole des Savoir-Faire」は、伝統的なクラフツマンシップから技術革新にいたるまで、メゾン独自のサヴォアフェール(匠の技)を見極め、形式化し、継承していく継続的な取組みを反映しています。「Ecole des Savoir-Faire」は現代の潮流を反映しながら、メゾンのノウハウを守り、毎年、次世代の職人育成に力を入れています。
ルイ・ヴィトンではキャリアを通じた社員のスキル向上を続けると共に、名立たる教育・学術機関との密接な関係を育み続けることにより、ラグジュアリーのこれからについて考え、しかるべき準備を進めています。
OJTによる職場教育、連携プログラムへの参加、昇進、社内の臨時任務、LVMHグループ内で異なる職種、部署間、国内外、他メゾンへの異動など、ルイ・ヴィトンでは、さまざまな形で人材育成を推進しています。すべてのキャリアは、ルイ・ヴィトンならではの特性と専門性の比類なき多様性を反映したユニークなものとなっています。
メゾンの一員になるラグジュアリーの未来予想のため、ルイ・ヴィトンは各分野の先駆者である学校や大学と大規模なパートナーシップを締結しています。
セントラル・セント・マーチンズとのパートナーシップ: 2017年、LVMHと世界で最も著名なファッションスクールの1つであるセントラル・セント・マーチンズは、ラグジュアリー業界が直面する多くの社会的および環境的課題に対処し、持続可能性の向上と革新を推進するため、最先端の解決策を模索すべく公式パートナーシップの第2段階に入りました。ルイ・ヴィトンは開始以来、2018年の環境要因が強く影響する先駆的なプロジェクトや、2020年の社会的な視点から見るプロジェクトなどに取組む機会を学生たちに提供してきました。
ルイ・ヴィトンとENS(高等師範学校)による研究組織: ルイ・ヴィトンとENS(高等師範学校)による人工知能科学研究組織は、特に統計学とコンピュータビジョンの手法を用いたデータ処理の分野において、それぞれのリソースを共有するため2018年に発足。最終的には、顧客に卓越したサービスの提供を継続し、ラグジュアリー業界のリーダーであり先駆者としての地位を維持することを目標としています。
ルイ・ヴィトンとコルベール委員会のパートナーシップ締結: 2017年のコルベール委員会とのパートナーシップ締結以降、ラグジュアリーの今後を開拓するための独創的な取組みにパリ装飾美術学校(ENSAAMA)修士課程2年目の学生を迎え入れ、サポートすることが可能に。これらのプロジェクトは、メゾンが新たな才能を発掘すると共に、未来のクリエーションに貢献する機会となっています。