戻る

ルイ・ヴィトン トラベルブック──「プラハ」 by パヴェル・ペッパースタイン

プラハ──それはロシアの芸術家パヴェル・ペッパースタインにとって特別な思い入れのある場所。

パヴェル・ペッパースタインが14歳で故郷のロシアからプラハを訪れた時、「この素晴らしい街の美しさと神秘的な魅力に一瞬で虜になった」と彼は語っています。当時のこの場所は今ほど洗練されておらず、観光客も多くありませんでした。人通りの途絶えた地域の荒涼とした情景が、謎めいた街の陰影を一層濃く映し出すプラハ──「その後、あのような力強い存在を感じたことはなく、他のどの場所でも、あれほど強烈なヨーロッパのエッセンスを感じたことはありません」。パヴェル・ペッパースタインは、有名な聖ヴィート大聖堂などプラハのさまざまな場所を称賛していますが、同時に、荒廃した地域やトラムの終着地にある半ば打ち捨てられた工場にも、同様の愛着を持っており、これらの場所を鋭利なペン先を使って描き出します。

活躍する分野が多岐にわたるパヴェルにとって、ドローイングは主たる表現手法ですが、ほかにも作家、理論家、ミュージシャンとしての顔も持っています。彼が属する社会に対しての分析と批評は示唆に富み、2009年にはヴェネツィア・ビエンナーレでロシア代表としても選ばれました。

ルイ・ヴィトン トラベルブックの製品ラインナップはこちら

タグ: トラベルブック, イラストレーション