リンカーンセンターで表彰されたルイ・ヴィトンとニコラ・ジェスキエール
先日、メゾンの世界観に包まれたリンカーンセンターのアリスタリーホールの会場にて、年に1度のリンカーンセンター・コーポレートファンドのガラパーティーが開催され、ルイ・ヴィトンとニコラ・ジェスキエールが表彰されました。パーティーではジェスキエールのウィメンズ リーダーシップ・アワードの授賞式に加え、彼がデザインした作品や歴代のファッション・コレクションから建築的なインスタレーションにいたるまでの一夜限りのエキシビションも開催されました。
今回の非営利目的のコーポレートファンドによるガラパーティーは、ハースト社の社長兼CEOのスティーヴン・R・シュワルツをはじめ、ハーパーズ・バザー誌 編集長のグレンダ・ベイリー、クリスティーナ・ベーカー、フィオナとスタン・ドロッケンミラー夫妻、そしてミロスラヴァ・デュマなどの著名人によって共催され、リンカーンセンターに所属する10の芸術機関のための、特に規制を設けない企業による経済的支援を受けることを目的としています。
当日夜のハイライトとして、ウッド・キッドがキュレーターを務めたユニークなコンサートが催され、ニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団とカトリーヌ・ドヌーヴのスペシャルパフォーマンスのコラボレーションが実現。そこでカトリーヌ・ドヌーヴは芸術への献身について語りました。そしてジェスキエールの授賞式では、ジェニファー・コネリーとポール・ベタニーがプレゼンターを務めました。
祝賀会の主催者委員会のメンバーは、デルフィーヌ・アルノーやマイケル・バーク、そしてミシェル・ウィリアムズ、ニコール・キッドマン、ライリー・キーオ、ルース・ネッガ、グザヴィエ・ドラン、ジャスティン・セロー、ジェイデン・スミス、シンディ・シャーマン、ノオミ・ラパス、レア・セドゥ、中田 英寿、ローラ・ハリアー、ソフィー・ターナーなどのメゾンの友人たちが勢揃いしました。また、ハースト・マガジンズ社のチーフ・コンテント・オフィサーであるジョアンナ・コールズ、リンカーンセンターのチェアパーソンであるキャサリン・ファーリー、同センターのプレジデントであるデボラ・L.スパーなど数多くのゲストの姿も。
名誉ある賞の今年の受賞者となったルイ・ヴィトン──これまでにキャロリーナ・ヘレラ、カール・ラガーフェルド、ステラ・マッカートニー、マリア・グラツィア・キウリ、ヴァレンティノのピエールパオロ・ ピッチョーリなどが同賞を受賞しています。過去4年間を通じて同イベントは550万ドルの資金を集めており、リンカーンセンターが「素晴らしい芸術作品における1つの指標」であり続けることを支援しています。