DECODED
A LOOK, DECODED
ルイ・ヴィトンの2016秋冬コレクションのエスプリを捉えた象徴的なシルエット──このルックには、4つのテーマが秘められています。

Sport: ドレスに用いられているエンジニアードメッシュは、高機能スポーツウェアにも使用されるほどボディラインに美しくフィットします。ボディコンシャスなデザインは女性のデイリーウエアとして注目を集めており、その大胆なカラーは、何事にも臆することのない力強い個性を際立たせています。
Savoir-Faire: ドレスのレザースリーブには、熟練の技を必要とする手の込んだインターシャ風のデザインが施され、メゾンの卓越したレザーのクラフツマンシップが体現されています。
Luxury: 流れるようなシルクのスカートが、ドレスのダイナミックなラインに優しい雰囲気を添えています。インドのモチーフからインスパイアされた70色を超える贅沢なプリントは、オートクチュールから得た希少な技術が生かされたもの。モデルが歩くたび、優雅なプリントがアンクルブーツをかすめるように美しく揺れます。
The signature: 新作「ネオ・クルーザー」は、1984年にメンズ用キャリオールバッグとしてデザインされた歴史的な「クルーザー・バッグ」から着想を得ました。新作はよりフェミニンに、そしてシティバッグ サイズに小型化されています。また、かつてないネガフィルム風アレンジを加えたLVモチーフが魅力のモノグラム・キャンバス――リバース・モノグラムを使用しています。
POINT AND CLICK
小ぶりでありながら、一際注目を集める「カメラボックス」。2016秋冬コレクションで新たにルイ・ヴィトンの仲間入りを果たしたこのバッグは、まさに今シーズンを象徴する一品です。

このバッグは、1970年代のカメラケースから着想を得ました。 「プティット・マル」を受け継ぎながら、実用的なクラッチという新しい視点で提案されています。
ロック(錠前)部分は、1924年に初の自動車による探検旅行「クロワジエール・ジョーヌ(黄色い巡洋艦隊)」のためにデザインされたルイ・ヴィトンの「シトロエン・トランク」から着想を得ています。
これはニコラ・ジェスキエールが特に気に入っているバッグでもあります。
ハンドバッグとしても、ストラップで斜め掛けにしてもお使いいただけます。デイリーカジュアルにも、夜のシックな装いにも──さまざまなシーンで活躍するバッグです。
立方体のシェイプ、クラスプ(留め金)、モノグラム:すべてが美しくバランスが取れたディテールの組み合わせは、ルイ・ヴィトンの名に相応しいものです。