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エスパス ルイ・ヴィトン東京 『Tribute to Hieronymus Bosch in Congo (2011-2013)』展

エスパス ルイ・ヴィトン東京では、世界的に活躍するベルギー人アーティスト、ヤン・ファーブル(Jan Fabre)を迎え、『Tribute to Hieronyums Bosch in Congo (邦題: ヒエロニムス・ボスとコンゴ - ボスを讃えて) (2011‐2013)』展を開催中です。

本展では、同氏のアーティスト活動の象徴ともいえる、昆虫のスカラベ(ブラジルタマムシ)を素材として用いたモザイク作品が日本で初めて披露されます。

革新的なヴィジュアルアーティストであり、また劇作家・演出家として35年以上にわたり主要な地位を築いているヤン・ファーブルが手がける本展は、同氏の母国であるベルギーが、19世紀にコンゴに対し行った苛烈な植民地政策の歴史を題材にしています。奴隷制度や金などの略奪行為、また賭博など、ベルギーの文明化が進む一方で搾取され続ける植民地コンゴ ―― 同氏は、そこに隠された「闇」を、ネーデルランドのルネサンス期の画家、ヒエロニムス・ボスが描いた三連画『Garden of Earthly Delights (地上の悦楽の園)』に含まれる寓話や教訓の表象に置き換えて表現しました。

今回のエキシビションでは、『Tribute to Hieronymus Bosch in Congo』より選ばれたモザイク作品6点に加え、骸骨や鳥を模した彫刻作品が新たに4点ずつ披露され、作品の世界観をより幅広く見せています。緑色に輝くスカラベの鞘翅さやはねで作られた合計14点の作品が、ガラスに囲まれたエスパス ルイ・ヴィトン東京に射しこむ光を反射し、同スペースを様々な色彩と同時に、作品の裏にある深い闇を見せる空間へと変貌させます。

 『Tribute to Hieronymus Bosch in Congo (2011-2013)』
会期: 2015年7月9日(木)~9月23日(水・祝)
会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京
住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道ビル 7 階
電話: 03-5766-1094
開館時間: 12:00‐20:00
休館日: 不定休
入場料: 無料

 エキシビションの詳細はこちら

© Louis Vuitton/Yasuhiro Takagi

タグ: エキシビション, エスパス ルイ・ヴィトン パリ, 写真