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LV THE BOOK

THE UNIQUE MAN 

魅惑的なパリと究極にモダンなシルエットの狭間で──メンズ アーティスティック・ディレクター キム・ジョーンズが想い描く現代の男性像。

Photographer: Alasdair McLellan

左:ヴィンセントが身に着けているのは、ラムスキンのジャケット、ウールのフラップ・ポケットパンツ、グレーズドカーフレザーのダービー、ウールのエンボス加工を施したレザーパッチ付きのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ。

中央:エリアスが身に着けているのは、タンクトップ、ラムスキンのベスト、ウールポケット付きのパンツ、グレーズドカーフレザーのダービー、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ、メタルの付いたネックレスと、エナメルのペンダント。

右:デイヴィッドが身に着けているのは、コットンTシャツの上に羽織ったラムスキンのパーカー、フラップポケット付きのウールパンツ、グレーズドカーフレザーのダービー、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ、メタルペンダント付きのネックレス。

「私はパリにいる時は、観光客でいるようにしています。見知らぬ人のように興味津々に、この街や住人を観察し、そうやって思い浮かんだのが、モダンなスタイルのベレー帽を作ることでした。旅をすることは、私にとって非常に大切なことです。このシャツは、あの素晴らしい「Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton(空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン)」展のテーマから着想を得たものです。真のラグジュアリーとは「時間」であり、特に冒険して過ごす時間は格別です」。

ヴィンセントとデイヴィッドが身に着けているのは、シルクのシャツとエンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽。

エリアスが身に着けているのは、ウールとカシミヤのトレンチコート、フラップポケット付きのウールパンツ、グレーズドカーフレザーのダービー、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ、モノグラム・イリュージョン レザーのブリーフケース。

「もし1970年代にルイ・ヴィトンが生きていたら、彼はきっとアンディ・ウォーホルのような存在だったでしょう。アヴァンギャルドで、明日を夢みながら。そして真のアーティストであり、おまけに素晴らしい発明家だったでしょう。私は、ルイ・ヴィトンが育んてきた革新性が大好きです。例えばアーカイヴの中に、1940年代にデザインされたとてもモダンなレザー・ジッパーを見つけました。私たちは、それに今日のテクノロジーで新たな命を吹き込んだのです」。

デイヴィッドが身に着けているのはレーヨンとシルクのボンバージャケット、フラップポケット付きのパンツ、モノグラム・エクリプス キャンバスの「バックパック・エクスプローラー」、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ、カーフレザーの手袋。

ヴィンセントが身に着けているのはウールのトレンチコート、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ、カーフレザーの手袋。

「私はクラシカルなものを再解釈するのが好きです。男性は女性とは違う方法で、ワードローブの中身を選びます。男性は、よりクラシカルで、タイムレスなアイテムを好み、そして長い目で、数年後のトレンドを意識しています。私は常に先を見据えて仕事をしています。実際に今も、すでに3シーズン先のことを考えています」。

エリアスが身に着けているのは、スーツジャケットとシルクのパンツ、タイガ・レザーの「メッセンジャー・ヴォワヤージュ」、グレーズドカーフレザーのダービー、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カーフレザーの手袋。

「とてもエレガントでありながらマスキュリン――そんなさりげないミックスを演出したかったのです。それはまさにパリのロマンだと思います。ロマンティックでありながらも、地中海に佇んでいるかのような、創意に富んだマスキュリンな男性。私はパリの黄金時代のアール・デコにとても魅了されました。だからこそグラフィック・デザインが今なおこの上なくモダンに思えるのです」。

デイヴィッドが身に着けているのは、ウールとカシミヤのジャケット、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ。

エリアスが身に着けているのは、ラムスキンのリバーシブル・コート、ウールのフラップポケット付きパンツ、グレーズドカーフレザーのダービー、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、メタルとエナメルのペンダントが付いたネックレス、モノグラム・イリュージョン レザーのミニ・ツールボックス。

「人はその時の気分や、その日何をするかによって、着る服を選びます。現代の男性が日々纏う服装は、日に日にバリエーションが増え、驚くほど変化し続けている。だから私は違うスタイルのコートやバッグをデザインしたのです。そしてこの新しいアクセサリーも──メタルを原料としたネックレスはとてもお気に入りです。非常にマスキュリンな印象を放ち、またペンダント部分が、第1次世界大戦時に伝書鳩によって受け渡しされていたメッセージ・カプセルからインスピレーションを得た小さな缶を彷彿させます」。

左:デイヴィッドが身に着けているのは、ポリエステルのトレンチコート、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ。

右:ヴィンセントが身に着けているのは、コットンのジャケットとパンツ、エンボス加工を施したレザーパッチ付きのウールのベレー帽、カシミヤとシルクのエンブロイダリースリムスカーフ。

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